2020.08.04
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英会話力増進の特効薬

スタイルスイッチは英会話力増進の特効薬

前回は、日本人は日本人の英語があって構わないということについて、
異文化でのコミュニケーションに焦点をあてて語ってみました。
 
では今度はスタイルスイッチという考え方について整理してみます
スタイルスイッチとは、相手のコミュニケーション文化に沿って、
自分の英語の伝え方を変えることを意味します。日本人が米語や英語での正しい発音や文法にとらわれすぎ、
もじもじとしていると、逆に相手に伝えたいことも伝えられなくなります。
 
ですから、ここはひとまずそうした小手先の工夫で悩むことはよして、堂々と相手に対峙する方法を考えます。
それは、例えば大きなジェスチャーです。さらに、強いアイコンタクトです。
加えて、相手を正面に見据えて堂々と話をする態度です。
 
欧米では話しをするときに、両手を自分の腰において、オープンな姿勢で話をしてもそれはマナー違反ではありません。日本では、逆にそれは横柄な態度と捉えられますが、ここは思い切ってスタイルスイッチをしてみてください。あなたの英語を話すときのメンタルが変化するはずです。
 
次に、常にI mean—とか、My point is—といった表現を意識して、
相手に自分の言いたい結論を最初にしっかりと伝えるように心がけましょう。
日本人はとかくバックグラウンドの説明から話をはじめがちです。これだと欧米流のロジックに合わず、
相手は混乱してしまいます。その代わり、言いたいことを冒頭から強調するのです。
その後でbecause という言葉でなぜその話をしたいのかを説明します。
 
このロジックで先に解説したスタイルスイッチを行えば、発音が下手で、文法の組み建てにあたふたしている自分を解放して、相手とスムーズにコミュニケーションができる糸口がつかめます。
 
うっかりバックグラウンドからはいったりして、相手との会話でつまずいたと思ったら、即座にそこから引き返し、No, no. what I meant —とか、Wait. Let me explain again. My point is —
といって再度トライすればいいだけのこと。しつこさは異文化では問題になりません。
スタイルスイッチは、異文化で相手と信頼関係を構築し、自分の意思を伝える最速で最良のノウハウなのです。
 
次回は、そうしたスタイルスイッチのノウハウについてさらに具体的に解説を加えます。
【この記事を書いた人】
賀川洋(ペンネームは山久瀬洋二)
株式会社iTEP JAPAN代表取締役・IBCパブリッシング株式会社会長。
コンサルタントとして研修事業にも取り組む。NY滞在歴16年の経験を生かし、
これまで国内外企業のエグゼクティブ4000人以上に異文化研修を実施。
ツイッターアカウント:@YamakuseYoji