2020.07.21
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コミカレから広がる有名大学進学への道

さて、今まで英語には色々な学び方があって、同時に英語というテコを使って様々な可能性が開かれるということについて説明してきました。ここで、前回の話をもう少し具体的に解説しましょう。

前回はオンライン化が世界の進む高等教育に向けて、世界中の人が自宅にいながらにして大学に留学することと同じように学習ができ、卒業資格もとれるうえ、就職の間口も広くなっている現状についてお話ししました。
 
では、我々が一般的にいう大学への留学、そしてオンラインでの学習とはどういうものなのか、
ここで、アメリカを事例にとって考えましょう。
 
日本では、大学に入学するには英語だけではなく、国語や数学など、色々な教科を学び、
良い点数をとらなければ、いわゆる有名大学には入学できません。
しかし、アメリカではそもそも最初から有名大学を狙う必要はないのです。
 
まず、英語をしっかりと勉強しながら、留学するターゲットとして目標にしたいのは、
コミュニティ・カレッジなのです。コミュニティ・カレッジは、よく短大と訳されますが、
日本の短大のイメージとはかなり異なります。
 
まず、コミュニティ・カレッジにはいるための基礎英語力を査定してもらいますが、それはさほど高い点数を要求されません。中には大学にはいってから英語を勉強すれば充分というスタンスの大学も多くあります。入学に際しては、日本流の入試はありません。コミュニティ・カレッジに入ってしっかりと勉強すればよいのです。
 
そして、コニュニティ・カレッジで2年間自分の目指す目標に合致した科目を学習すれば、
そのあとで本格的な4年生大学に編入してもらうよう、手続きをすればよいのです。
2年間のコミュニティ・カレッジでの生活を通して、論文やレポートを書く力を磨き、そして自分の特技をしっかりと磨けば、それまでの単位の移行もでき、そのまま4年制大学でさらに学習を続けられます。
 
そして、4年制大学を卒業して企業への就職をします。ビザの変更等の手続きは必要ですが、日系企業でも構いません。そこで数年働いたあとで、さらに高学歴を目指しMBAや専門領域のマスターコースを学べば
自分のキャリアや就職の条件も大幅に拡大します。
 
つまり、前回おはなしした、型にはまった受験や新卒採用制度に縛られなくても、自分さえ目標を失わなければ、しっかりとキャリアップでき、豊かな人生を送ることができるのです。
 
英語はそんな未来へ向けた階段の一つと思えばいいのです。


【この記事を書いた人】

賀川洋(ペンネームは山久瀬洋二)
株式会社iTEP JAPAN代表取締役・IBCパブリッシング株式会社会長。
コンサルタントとして研修事業にも取り組む。NY滞在歴16年の経験を生かし、
これまで国内外企業のエグゼクティブ4000人以上に異文化研修を実施。
ツイッターアカウント:@YamakuseYoji