スタイルスイッチは英会話力増進の特効薬

前回は、日本人は日本人の英語があって構わないということについて、
異文化でのコミュニケーションに焦点をあてて語ってみました。
 
では今度はスタイルスイッチという考え方について整理してみます
スタイルスイッチとは、相手のコミュニケーション文化に沿って、
自分の英語の伝え方を変えることを意味します。日本人が米語や英語での正しい発音や文法にとらわれすぎ、
もじもじとしていると、逆に相手に伝えたいことも伝えられなくなります。
 
ですから、ここはひとまずそうした小手先の工夫で悩むことはよして、堂々と相手に対峙する方法を考えます。
それは、例えば大きなジェスチャーです。さらに、強いアイコンタクトです。
加えて、相手を正面に見据えて堂々と話をする態度です。
 
欧米では話しをするときに、両手を自分の腰において、オープンな姿勢で話をしてもそれはマナー違反ではありません。日本では、逆にそれは横柄な態度と捉えられますが、ここは思い切ってスタイルスイッチをしてみてください。あなたの英語を話すときのメンタルが変化するはずです。
 
次に、常にI mean—とか、My point is—といった表現を意識して、
相手に自分の言いたい結論を最初にしっかりと伝えるように心がけましょう。
日本人はとかくバックグラウンドの説明から話をはじめがちです。これだと欧米流のロジックに合わず、
相手は混乱してしまいます。その代わり、言いたいことを冒頭から強調するのです。
その後でbecause という言葉でなぜその話をしたいのかを説明します。
 
このロジックで先に解説したスタイルスイッチを行えば、発音が下手で、文法の組み建てにあたふたしている自分を解放して、相手とスムーズにコミュニケーションができる糸口がつかめます。
 
うっかりバックグラウンドからはいったりして、相手との会話でつまずいたと思ったら、即座にそこから引き返し、No, no. what I meant —とか、Wait. Let me explain again. My point is —
といって再度トライすればいいだけのこと。しつこさは異文化では問題になりません。
スタイルスイッチは、異文化で相手と信頼関係を構築し、自分の意思を伝える最速で最良のノウハウなのです。
 
次回は、そうしたスタイルスイッチのノウハウについてさらに具体的に解説を加えます。
【この記事を書いた人】
賀川洋(ペンネームは山久瀬洋二)
株式会社iTEP JAPAN代表取締役・IBCパブリッシング株式会社会長。
コンサルタントとして研修事業にも取り組む。NY滞在歴16年の経験を生かし、
これまで国内外企業のエグゼクティブ4000人以上に異文化研修を実施。
ツイッターアカウント:@YamakuseYoji
異文化への気遣いは自分の英語の自信へもつながる
 
さて、いままで留学や進路までを含め、様々な角度から英語について考えてきました。
ここで、なぜ英語が必要なのかという本質的な問題に、もう一度立ち返ります。
すでに触れたように、英語はコミュニケーションの道具です。
つまり、世界中の人と交流するために英語は必要なのです。
 
ということは、英語を使うとき、それを正しく使うこと以上に大切なことがあることに気付かされます。
それは、世界には国の数、文化の数だけ人と人とがいかにコミュニケーションをするかという方法が異なっているという事実があることなのです。それでいて、そうした人々と交流するときも英語が必須になっているのが現在の世の中なのです。
 
アメリカ人が母国語の英語を使って、流暢に話しかけても、
その相手のコミュニケーション文化が異なれば、聞き手はそれを十分に理解しているという保証はないのです。
 
例えば、相手が話している内容がわからないとき、それをすぐに聞き返し、
確認することをよしとする文化とそうではない文化があります。日本はどちらかというと後者に当たります。
すると、アメリカ人が流暢に話しても、それを聞き取れないまま理解したふりをしてしまうことも起こり得ます。
 
さらに、日本人がしっかりと英語を勉強して、アメリカに行ったとしても、
アメリカ人があなたの言いたいことを理解してくれないかもしれません。
ロジックにつくりかたが日本とアメリカとでは異なっているからです。
 
ですから、英語を使うときは、常に相手がどのように反応しているのか、
そしてそこに異文化への落とし穴がないかどうかをリサーチする必要があるのです。
ということは、世界には国の数、文化の数だけことなった英語の使用法があることになります。
 
これは大変だと思うかもしれません。しかし、逆に考えてみれば、何もアメリカ人はイギリス人と同じようにコミュニケーションをしなくても、まずは堂々と自分の文化の中でしっかりと英語で語り、その上で相手によってロジックを合わせたり、コミュニケーションのマナーを調整したりすればよいのだということにもなるはずです。
 
日本人はとにかくアメリカ人のようにとか、欧米人のような英語をと考えすぎ、そこに神経を集中しすぎます。
まずは、日本人の英語そのものに自信をもつことからはじめたいものです。

【この記事を書いた人】

賀川洋(ペンネームは山久瀬洋二)
株式会社iTEP JAPAN代表取締役・IBCパブリッシング株式会社会長。
コンサルタントとして研修事業にも取り組む。NY滞在歴16年の経験を生かし、
これまで国内外企業のエグゼクティブ4000人以上に異文化研修を実施。
ツイッターアカウント:@YamakuseYoji
さて、今まで英語には色々な学び方があって、同時に英語というテコを使って様々な可能性が開かれるということについて説明してきました。ここで、前回の話をもう少し具体的に解説しましょう。

前回はオンライン化が世界の進む高等教育に向けて、世界中の人が自宅にいながらにして大学に留学することと同じように学習ができ、卒業資格もとれるうえ、就職の間口も広くなっている現状についてお話ししました。
 
では、我々が一般的にいう大学への留学、そしてオンラインでの学習とはどういうものなのか、
ここで、アメリカを事例にとって考えましょう。
 
日本では、大学に入学するには英語だけではなく、国語や数学など、色々な教科を学び、
良い点数をとらなければ、いわゆる有名大学には入学できません。
しかし、アメリカではそもそも最初から有名大学を狙う必要はないのです。
 
まず、英語をしっかりと勉強しながら、留学するターゲットとして目標にしたいのは、
コミュニティ・カレッジなのです。コミュニティ・カレッジは、よく短大と訳されますが、
日本の短大のイメージとはかなり異なります。
 
まず、コミュニティ・カレッジにはいるための基礎英語力を査定してもらいますが、それはさほど高い点数を要求されません。中には大学にはいってから英語を勉強すれば充分というスタンスの大学も多くあります。入学に際しては、日本流の入試はありません。コミュニティ・カレッジに入ってしっかりと勉強すればよいのです。
 
そして、コニュニティ・カレッジで2年間自分の目指す目標に合致した科目を学習すれば、
そのあとで本格的な4年生大学に編入してもらうよう、手続きをすればよいのです。
2年間のコミュニティ・カレッジでの生活を通して、論文やレポートを書く力を磨き、そして自分の特技をしっかりと磨けば、それまでの単位の移行もでき、そのまま4年制大学でさらに学習を続けられます。
 
そして、4年制大学を卒業して企業への就職をします。ビザの変更等の手続きは必要ですが、日系企業でも構いません。そこで数年働いたあとで、さらに高学歴を目指しMBAや専門領域のマスターコースを学べば
自分のキャリアや就職の条件も大幅に拡大します。
 
つまり、前回おはなしした、型にはまった受験や新卒採用制度に縛られなくても、自分さえ目標を失わなければ、しっかりとキャリアップでき、豊かな人生を送ることができるのです。
 
英語はそんな未来へ向けた階段の一つと思えばいいのです。


【この記事を書いた人】

賀川洋(ペンネームは山久瀬洋二)
株式会社iTEP JAPAN代表取締役・IBCパブリッシング株式会社会長。
コンサルタントとして研修事業にも取り組む。NY滞在歴16年の経験を生かし、
これまで国内外企業のエグゼクティブ4000人以上に異文化研修を実施。
ツイッターアカウント:@YamakuseYoji
<オンラインでの受験と就学が世界で可能に
不安定な将来に向けて、自分の人生設計を考えよう>
 
 
さて、今までいろいろな英語の取り組み方についてお話ししてきました。
問題は、「英語を使って何をするのか」ということでした。
ここで、面白い話をしてみます。
 
コロナが流行っていますよね。アメリカは大変です。13万人以上の死者がでて、
大学などではオンラインに切り替えた授業を急遽実施しています。
そして、大学ではそんな現実に対応するために、オンラインで授業を受け、卒業もできるように体制を整えています。この動きはアメリカだけではありません。
 
しかも、海外の人も英語に完璧な自信がなくても、大学の授業と英語学習を共にやりながらオンライン授業に参加できるような制度までも整えています。
Pathway Programというのがそれにあたります。
つまり、自宅にいながら、しかも英語を学習しながら海外の大学に挑戦し卒業できるのです。
もちろん、コロナの災禍が去ってしまえば、最後の一年は実際に留学をということも可能です。
大学から大学へ単位の移行も日本よりはかなり柔軟にできるのも特徴です。
 
ですから、スカイプで英語のレッスンを受け、同時に大学のオンライン講座を受ければ、
英語と共に、自分のキャリアも広がるのです。
 
 
それでも大学でしょ。無理だよと思う人。考えてください。
自分の将来をかけて6ヶ月も英語づけになれば、必ず大学の授業についていけるようになります。
しかも今大学は英語の基礎力をはかるだけで入学を許可してくれます。
 
ということは、中学の英語を勉強しなおして、それをもとにオンラインで多少準備すれば、
大学の指定する簡単なオンラインテストで入学はできるのです。
例えばiTEPでもアメリカの700の大学へ進学の道が開きます。
しかも、テストも自宅で受験できるのです。(詳しくはこちら
 
世の中が大きく変わっています。コロナに見舞われた社会は辛いけど、
それをチャンスに変えることができるのです。
 
 
では、大学を卒業した後はどうでしょう。
日本人は新卒という制度や言葉にあまりにもとらわれすぎです。
向こうの大学を卒業すれば、日本だけではなく、
世界で就職が可能なのです。
 
日本で働きたい人は、海外でのジョブフェアをオンラインで検索して、
そこに行けば日本の新卒制度などよりもっと自由に自分をアピールし、
日本で勤務可能な外資系企業なども迎えてくれます。

終身雇用も忘れてください。会社にはいって実力をつければ、海外や外資では、

転職でさらに良い条件を獲得することも可能です。
中には、最初の就職先で給料を貯金して、さらにオンラインで大学院を受ければ、
より大きな未来に羽ばたくことも夢ではありません。
 
今は、不安定な社会を生き抜き、自分の未来を豊かにするために日本の常識、
老朽化した制度を忘れるときかもしれないのです。

【この記事を書いた人】
賀川洋(ペンネームは山久瀬洋二)
株式会社iTEP JAPAN代表取締役・IBCパブリッシング株式会社会長。
コンサルタントとして研修事業にも取り組む。NY滞在歴16年の経験を生かし、
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❶ スコアレポートの送付について


1. スコアレポートは、受験後5営業日以内にメールにて送付されます。
※受験時にご登録いただいたメールアドレスがPCメールアドレス以外の場合、URLが無効になる可能性がありますのでご注意ください。


2. 送られてくるメール内容


3. スコアの確認方法
メールのScore Report Linkをクリックし、Test ID Number(受験用ID)とPasswordを入力してスコアを確認します。


【View】リンクをクリックします。
Test Results:解答音声の確認
Score Report:スコアレポートの閲覧


パスワードを忘れてしまった場合はiTEP Japan事務局へお問い合わせください。お問い合わせはこちら→



❷スコアレポートが届かない場合


5営業日をすぎてもスコアレポートが届かない場合、以下の原因が考えられます。

1) 迷惑メールフォルダに振り分けられている
2) レジストレーション時に登録したアドレスが誤っている

問題が解決しない場合は、iTEP Japan事務局までお問い合わせください。

フォームにお名前、受験IDと受験日をご記入ください。



❸スコアレポートの内容


1. スコアレポート(全て英語になります。PDF版サンプルスコアレポートはこちら
1枚目では、総合評価に加え、各セクションの比較が可能です。

2. 項目別理解度の結果
2枚目には、文法、及びリスニングスキルの項目別理解度を確認することができます。

3. 総合的な英語能力判断結果
3枚目では、リーディングの項目別の理解度の結果と、総合的な英語能力の判断結果を確認することができます

スコアレポートの見方・用語解説のPDF資料はこちら→

iTEP国際英語コミュニケーション能力検定受験マニュアル



その他お問い合わせは、iTEP Japan事務局へ こちら→
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受験中のトラブル対処方法


受験中、またはテクニカルチェック中に画面が固まってしまった場合

1. 一度ブラウザを閉じて、PCを再起動してください。

2. Google Chromeブラウザを開き、受験専用URLへアクセスして、再度「Click to begin」をクリックします。
※「受験用ID」および「パスワード」は、初回と同じものをご利用ください。


3. 「iTEP国際英語コミュニケーション能力検定受験マニュアル」に沿って、再度受験を進めてください。


4. Did you complete the online iTEP pre registration form?
もしこの画面が表示された場合は、Yesを選択して個人情報の入力画面に進んでください


5. レジストレーションを確認し、Nextボタンを押すと、中断したPartから試験が再開されます。



テクニカルチェック時に、音声や自分の声が聞こえない場合

1. 下記項目を確認してください
・マイク付きヘッドセットがしっかり接続されているか確認します。
・ヘッドセットのコード等に付属している、音量調節のつまみを確認します。
・マイクやスピーカーがミュート設定になっていないか確認します。
・PC上のスピーカーのボリュームを大きくします。
・PC画面右下の音量マークを右クリックし、サウンド設定を開いてマイクが正常に動いているか確認します。


〜上記で解決しない場合〜

iTEP Japan事務局までお問い合わせください。お問い合わせはこちら

■ iTEP 国際英語コミュニケーション能力検定 受験マニュアルはこちら
スコアレポートについてはこちら



ID / Passwordを受け取りましたら、マニュアルの手順に沿って受験をしてください。



受験環境(※必ず以下の環境を準備し、受験してください)


1. PC(Windows 8以降、またはmac OS X)

2. 11インチ以上の画面スクリーン推奨

3. キーボード、マウス

4. マイク付きのヘッドセット

5. メモ用紙とペン(Speakingセクションで使用します)

6. Google Chromeブラウザ
(インストールされていない場合は、こちらからダウンロードしてください)

7. オンライン動画再生やビデオ通話が問題なく行える十分なネット回線速度
ダウンロード:5 Mbps以上 アップロード: 250 kbps以上推奨
回線速度がご不安な方は計測をお勧めいたします。→https://fast.com/ja


※以下の機器、受験環境では受験できませんのでご注意ください

× スマートフォン・タブレット端末

× Google Chrome以外のブラウザ
(ご準備できない場合は、Firefoxブラウザも認められます。その他のブラウザを使用すると、不具合により採点が0点となることがあります

× 無線接続のヘッドセット ・イヤホン

× ネット接続環境が悪い場所・雑音が入る場所
(回線速度がご不安な方は計測をお勧めいたします。→https://fast.com/ja

× サウンドカードが搭載されていないパソコン (音声の出入力がないPC)


ご使用の機器を使って問題なくテストが進行するかどうかを確認するために、受験日前にサンプル受験(無料)の実施を推奨いたします。サンプル受験はこちら→

受験中のトラブル対処法:こちら→



■ 受験の流れ


1. 受験専用URLにアクセスし、【Click to begin】をクリック



2.自動で音声が流れるので、音量を調節して「Yes」をクリックします。


3.試験にはスピーキングパートが含まれるので、「Yes」をクリックします。

※ポップアップが表示された場合は、マイクの使用を許可してください


4.「This is a test.~」と繰り返し発音し、音声を録音します。



5.録音した音声が流れるので、録音ができているか確認します。
※音声が聞こえない場合はマイクの接続等を確認し、iTEPの画面を閉じて、再度テクニカルチェックを行ってください。



6.カメラの使用は「No」を選択



7. 【Next】をクリックしてください



8. 受験ID、パスワードを入力してください




② 受験者情報登録(Registration)の説明


1.Did you complete the online iTEP pre registration form?
⇒もしこの画面が表示された場合は、No”を選択して個人情報の入力画面に進んでください



2.受験者情報を入力してください

※E-mail Addressの項目には、必ずPCメールアドレスを入力してください
※身分証にはパスポートや運転免許証も使用可能です。
※身分証の種類* = 学生証 : student ID / パスポート : passport / 運転免許 : driver’s  licenseと入力
※最終学歴 Middle school : 中学校卒業、High school : 高校卒業、Vocational school : 高等専修学校、職業訓練校、bachelor’s degree:学士号、Master’s Degree:修士号、Doctorate:博士





3. iTEP利用規約をお読みいただき、下の空白ボックスに「I Agree」と入力してください


未入力の項目があると、以下のようなメッセージが表示され進めません。


③受験スタート

※iTEP以外のブラウザやアプリケーション、ファイル等はすべて閉じて、試験を進めてください


1. 【Next】をクリックしてください。

2. 画面の指示を読み、Nextボタンを押してください


3. 画面の指示を読みNextボタンを押してください


4. 再度、レコーディングのチェックを行います。RECORDボタンを押し、“This is an English test”と繰り返してください。


5. 自分の声が録音されていることを確認し、Did you hear your voice clearly? – Yesをクリック

6. Nextを押し、試験をスタートしてください。試験時間は80分です。




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受験中のトラブル対処についてはこちら→


ご不明点・ご質問がございましたら、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

第6話

さて、ここで少し話題を変えましょう。
今回は、英語を学ぶ動機について振り返ります。
というのも、多くの人がこういうことをいうのです。
 
「TOEICなどをやって英語の点数がよく、英語ができるようになっても、実際に仕事や人との交流となるとまったくうまくいかないんだけど、なぜだろう」
 
これは大切な問題ですよね。
これが解決できなければ、どんなに英語ができても意味ありませんよね。
彼らが悩むことには二つの理由があります。
 
一つは、英語で実際にコミュニケーションをするには、
相手のコミュニケーションのやり方を理解する必要があるということです。
 
これについては前回も少し触れました。あそこで紹介した映像などをみれば、例えばアメリカ人とコミュニケーションをするにはどうすればよいかというノウハウの重要なヒントがわかってきます。
そして、この課題はさらにこれからも掘り下げてゆきます。
 
でも今日は一つ大切なポイント、つまり第二の理由に触れてみます。
 
それは日本人が日本人同士では当たり前の会話をしているだけでは
海外の人との話題にはついていけないということなのです。
 
考えてみてください。例えば日本人が友達同士で、今日本で流行っていることや、日本での話題を話していたとして、そしてそこに海外から来た人がたとえ日本語を言葉として知っていても、彼らが会話に加われるでしょうか。
無理ですよね。
 
これと同じことがおきているのです。
海外の人と話すときは、少なくともそこの人が話している話題について少し知識を持っておくことがとても大切です。話題がなく、ただ黙っていては交流できません。
 
もし、わからない話題を彼らが話していれば、それについてどんどん質問して、時には調べて理解しようと努めなければ。そしてそのことであなたの視野を広げなければ、永遠に話題の外に置かれてしまいます。
 
他にも、その場では、例えば彼らの話題を聞いて、それと似たことや関連したことが日本にないか考え、
それを話題にします。また、率直にあなたの意見を言ってみるのも大切です。
 
英語は言葉にすぎません。
その言葉で何を話すかが大切です。ですから、海外の事柄に好奇心をもって、どんどん吸収しながら、自分の意見ももてるようにしてもらいたいのです。
 

【この記事を書いた人】
賀川洋(ペンネームは山久瀬洋二)
株式会社iTEP JAPAN代表取締役・IBCパブリッシング株式会社会長。
コンサルタントとして研修事業にも取り組む。NY滞在歴16年の経験を生かし、
これまで国内外企業のエグゼクティブ4000人以上に異文化研修を実施。
ツイッターアカウント:@YamakuseYoji

第5話

さて、ここで自分の個性を考えてみましょう。
よく日本人はShyだといわれます。つまり「恥ずかしがりや」だということです。
 
あなたはどうですか。日本人の友人と話しているときのことを考えてみてください。
もしかするとShyじゃないかもしれません。
また、Shyではなく、おとなしいだけなのかもしれません。
 
安心してください。世界中に活発な人もいればおとなしい人もいるんです。
ではどうして日本人はShyだと思われるのかといえば、今まで語ってきた、
「英語をしっかりと話さないと」とか
英語を文法通りにちゃんとした発音と、正しい単語で」と思いすぎるからでしょう。
 
さらに、もう一つあります。相手がべらべらと喋ってきたとき、
それがわからないと、困ってしまいただ黙ってしまうのです。
 
つまり、喋るときと聴くときの呪縛があるのですね。
これでは、うまく相手とコミュニケーションがとれなくて当然。
相手がもじもじしているあなたのことをShyと思っても仕方ありません。
 
でも、実はこの二つ、とても簡単な、ちょっとしたヒントで大幅に改善できるのです。
 
 
一つは、リフレーズ(別の言葉でいう)そして堂々とジェスチャーを交えて話すこと。
そしてもう一つは、「相手を遮る」というテクニックなのです。
この二つのテクニックは両方とも同時に使ったときに、とても役にたちます。
 
まずはこの映像をみてください。10分近くかかりますが、これを見れば、あなたはどうすればどんな英語でも理解できて、いかに自分の意見もいえるようになるのかというヒントが得られるはずです。
 
▶【実践英会話】ネイティブの早口英語を確実に理解する方法
 
できれば2−3回、繰り返して聞いてみてください。
そして、自分なりの感想をもってみましょう。
たった10分であなたが大きく変わるヒントが隠されているのです
 
そう、自分から相手にどんどん確認し、
わかるまで相手を遮って自分の力で相手の英語を整理していって構わないのです。
それが失礼ではないということが、英語での文化なのです。
 
では、この映像をみていただいた後で、いよいよ、本格的な解説をやってみたいと思います。


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賀川洋(ペンネームは山久瀬洋二)
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第4話

日本人は「しっかり」という言葉が好きですね。

「しっかり勉強しなければ」とか、「しっかり準備しなければ」などなど。なんでも「しっかり」という言葉をつければ安心します。また「しっかり」という言葉を使えば相手も感心してくれます。

英語を学ぶ時も、同じように考えている人が多くいるのではないでしょうか。

でも日本を一歩でてみると、人々がそんなに「しっかり」を意識していないことに気づくかと思います。むしろ「しっかり」と完璧に英語で話をしようとして緊張し、おどおどする日本人の態度をみて、
「この人なにか変だよ」と思われるケースの方が多いはずです。

ちょっと寄り道をして、最近私が行った世界の人々へのインタビューを聞いてください。それはコロナウイルスが世界に蔓延する中で、どのように世界各地の人がその脅威とたたかいながら生活をしているかを20カ国以上の人に英語でインタビューをしたものです。

 
IBC Publishing YouTube
 

そしてその中で例えばイタリアの女性へのインタビューを聞いて欲しいのです。

その人が片言の英語でも臆することなく語るコロナに見舞われた街の状況が、いかに切迫感をもって我々に伝わってくるか実感してください。

英語を全部理解しようなどとは思わず、彼女のしゃべる調子に注目してくれればいいのです。彼女はイタリア人独特のアクセントで、大きい声で、全身でイタリアの現状を話してくれます。単語力にも限界があり、文法的にもいろいろとミスをしていますが、そんなことを変に思いますか?

そう、なぜ日本人だけ正しい英語でしっかりと話さなければならないのでしょうか。なぜ日本人が日本人のアクセントで英語を話してはいけないのでしょうか。

こうしたなぜに対して、「それはね」とちゃんと解説できる人はいないはずです。

英語は世界語なのです。

 

世界中の人が世界中のアクセントで英語を使って話そうとしているのです。このことをまず楽しんでください。その上で、前回最後にコメントした、「一体自分はどんな性格で、何が得意なのか」をもう一度考えてみるのです。

自分の性格にマッチしリラックスして英語を話すのです。おとなしい人はおとなしくて構いません。ただ、文化の違う人と交流するので、ちょっとだけ大きな声で、相手の目をみて話さえすれば、それでいいのです。

こんなことをさらに次回も語ってみます。


【この記事を書いた人】

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