2020.05.19
ブログ

英語とフィットネス?

第一話

英語を勉強したいと思っている人は数え切れないほどいるはずです。

でも、『なぜ英語を』と尋ねてみると、しっかりとした理由をもっていない人が意外と多いのです。なんとなく、英語ができればいいなとか、英語がマスターできれば未来が開けそうとか、そんな気持ちで英語の学習を始める人が英語学習者の6割以上なのではと思うのです。

よく自分探しができずにもやもやしている人がいますよね。

20代はなんとなく、就職したけど、上司や同僚とあまりうまくいかず、こんな組織の中に溺れてゆくのもなあと思って何年か経ちます。中には、その間に恋愛をして失恋して、それを契機にもう一度何かやってみようと思う人もいるでしょう。さらには離婚して自立したときに英語でもと思っている人もいるかもしれません。

20代も終わりに近づいて転職してみたものの、やはり環境は変わらないままで悶々としている人、あるいは心機一転自立しようと何かをはじめつつも思うようにいかない人など、いろんなケースがありますよね。

30代になりました。年齢が重なることで、少々焦ります。仕事は慣れたものの、やはりこのまま何年も同じ状況でいいのかなと思います。でも、だからといって自分が本気で打ち込めるものがなかなか見つからない。いえ、たとえ見つかっても状況は甘くない。そう、それで食べてゆくことは遠い夢の彼方なのです。

さあ、だからもっと英語を勉強しなきゃと思い、テキストを開きます。中学校で習った文章を少しずつ思い出し、スカイプなどを使って片言の会話をはじめます。でもなかなか上達しません。実は、英会話産業とスポーツジムとはよく似ているというのです。今度こそ、今年こそと思ってジムに通っても、いろいろな理由で長く続かず幽霊会員になった末に離脱。そしてしばらくして引越しなどを契機にまた別のジムに。この繰り返しを業界側ではありがたいリピーター様として捉えるのです。

フィットネスが長続きしないことと、英語の学習が長続きしないのは、どちらも共通した煮え切らない自分自身に原因があるのかもしれません。

では、どうすればいいんでしょう。次回はこの原因について、もう少し考えてみたいと思います。


【この記事を書いた人】

賀川洋(ペンネームは山久瀬洋二)
iTEP JAPAN株式会社代表取締役・IBCパブリッシング株式会社会長。コンサルタントとして研修事業にも取り組む。NY滞在歴16年の経験を生かし、これまで国内外企業のエグゼクティブ4000人以上に異文化研修を実施。

ツイッターアカウント:@YamakuseYoji